リコージャパン バリアブル印刷の課題を解決する「FusionPro シリーズ」とは

名刺やダイレクトメールをはじめ、個人向けにカスタマイズした販促物でも価値を発揮するバリアブル印刷。デジタル媒体が普及する中でも、ひとりひとりの手に渡る紙メディアの魅力は見直されており、カスタマイズされた印刷物への需要は依然として高い。

リコージャパンの印刷専用情報ポータルサイト「PrintCompass」に掲載されたコラム「いまさら聞けない? 可変印刷業務を効率化するバリアブル印刷ソフトとは」では、バリアブル印刷が力を発揮する用途として、以下のような印刷商材が紹介されている。

  • ・ダイレクトメールの宛名印刷
  • ・ダイレクトメールの一部の内容を顧客ごとにカスタマイズした印刷
  • ・名刺印刷
  • ・店頭用の商品POPやプライスカード
  • ・顧客ごとにデザインをカスタマイズしたチケット
  • ・伝票のナンバリング印刷
  • ・写真や画像のデザインをカスタマイズしたカレンダー

バリアブル印刷はマーケティングの効果向上から事務作業の効率化まで、幅広いシーンで活用されている。企業のマーケティング活動においても、顧客に向けたより訴求力の高い販促ツール制作が求められており、その実現手段としてバリアブル印刷への注目はますます高まっている。

一方で、コラムではバリアブル印刷のメリットを知りながらも、積極的に進められていない印刷会社が多い現状も指摘されている。現場が抱える主な課題として、以下の3点が挙げられている。

①作業の属人化

限られたベテラン印刷工がバリアブル印刷を担当しており、技術がブラックボックス化されている。ノウハウの継承やビジネスの仕組み化ができておらず、将来的な運用に不安を感じている会社も多い。

②ミスによるクレームやコスト増

レイアウトの崩れや組版のミスを目視でチェックしているため見落としが発生したり、バーコード・QRコードの取り違えによるクレームや刷り直しコストが増えているケースがある。

③ソフト操作の効率性が低い

使用中のデータ生成ソフトでは処理に時間がかかり、1件のデータ修正のたびに全データを生成し直す必要がある。また、DMの宛名印刷に必要な人名用の特殊な漢字が印字できないという問題も生じている。

コラムではさらに、制作・出力環境そのものの変化についても言及。近年、印刷現場で長く使われてきた従来型ソフトウェアのサポート終了が相次いでおり、Windows 10のサポート終了も重なったことで、現場はOSの更新やセキュリティ対応を含めた制作環境の見直しを迫られている。「PCを入れ替えると、これまで使ってきた可変印刷ソフトが動作しなくなる可能性がある」「既存環境を維持し続けると、セキュリティや取引面でのリスクが高まる」——コラムでは、こうした板挟みの状況が現場で生まれていることを指摘。とくにDMなど個人情報を扱う可変印刷業務では、サポート終了後のOSやソフトウェアを前提とした運用が、取引先からの評価や案件継続に影響するケースも考えられる。

コラムでは、こうした課題を解決する手段として、バリアブル印刷専用ソフトウェアの活用を紹介している。バリアブル印刷ソフトウェアには、次のような機能や特長がある。

可変データの作成がスムーズ:Excelなどのリストを取り込むだけで、可変部分を含む印刷データを簡単に作成できる。元データを修正すれば、すぐに印刷データ全体へ変更を反映できる。

業務効率化:バリアブル印刷に特化した処理で組版データの生成がスピーディ。作業者の負担を軽減し、業務効率化につながる。

アラート機能でトラブルを予防:文字化けやオーバーフローなどのエラーを組版時に検知してストップする機能があり、印字間違いによるクレームや手戻りを減らすことができる。

こうしたバリアブル印刷の課題に応えるソリューションとして、リコーが提供するバリアブル印刷ソフトウェア「FusionPro シリーズ」がある。FusionPro シリーズは、パーソナライズされた印刷物の作成を可能にするバリアブル印刷ソフトウェアであり、印刷会社の制作業務を強力に支援する。その主な特長は以下の通りである。

POINT 1|高いJOB処理生産性

組版出力業務で高いJOB処理生産性を発揮する。商用印刷でニーズが高い様々な印刷物の制作・出力作業を効率化し、大量のバリアブルデータもスピーディに処理することが可能だ。

POINT 2|使いやすいバリアブルデータ印刷ワークフロー

FusionPro シリーズは、Adobe InDesignおよびAdobe Acrobat Proのプラグインソフトとして動作する。テンプレートの制作や組版は、デザイナーが使い慣れたAdobeの操作環境やデザインデータをそのまま活用できるため、新たなソフトウェアの操作をゼロから習得する必要がなく、現場への導入もスムーズである。

POINT 3|可変入力データへの柔軟な対応力

ルールやウィザード機能を使い、煩雑なスクリプトなしでテンプレート設定が可能。Microsoft ExcelやCSVファイルをテンプレートへのデータ項目設定で簡単に対応できるため、既存のデータ管理フローをそのまま活かすことができる。

POINT 4|面付け機能

効率的な印刷業務に欠かせない面付け作業は、同梱の面付設定ツール「FusionPro Imposer」で実現する。専用の設定ファイルとして保存でき、個々のデザインファイルへの適用や串刺し面付にも対応している。

POINT 5|パーソナライズ画像とシームレスな連携

FusionPro VDP CREATORとFusionPro Expressionとのシームレスな連携により、パーソナライズ化された画像テンプレートをデザイン・テンプレートに紐付けし、直接プレビューと組版出力を実現する。顧客ごとに異なる画像を組み込んだ高付加価値な印刷物の制作が可能となる。

POINT 6|RICOH Pro Cシリーズとシームレスに連携

RICOH Pro Cシリーズの特長であるスペシャルトナーや長尺用紙にも対応。様々な印刷メディアへの対応力を活かし、バリアブル印刷を用いたデザイナーのスキルやアイデアを存分に表現することができる。

コラムでは、バリアブル印刷ソフトウェアを導入した印刷会社の成功事例も紹介。DMや個別案内冊子の印刷・発送を主業とする東京都内のA印刷では、従来は市販の文書ソフトを使用して宛名印刷を行っていたため、印字位置調整によるヤレの発生や、差し替え時の台紙供給待ちなどの課題を抱えていた。

バリアブル印刷ソフトウェアの導入後は、オンデマンドプリンターで台紙と宛名を同時に印刷できるようになり、印字位置調整の手間が解消。万一のトラブル発生時も白紙から生産できるため、手待ち時間も発生しなくなった。また、特定の作業員だけが担っていた宛名印刷業務を、デザイナーやDTPオペレーターなど複数のスタッフが交代で担当できるようになり、属人化の解消と効率的な運用が実現している。さらに、単純な宛名印刷だけでなく「DMのデザインから台紙のカラー印刷まで」を一括で受注できるようになり、業務単価の向上にもつながったという。

コラムでは、このようなバリアブル印刷ソフトウェアを起点とした取り組みが、効率化はもちろん、ビジネス拡大や働き方改革・従業員満足度の向上にも貢献していると結んでいる。

バリアブル印刷は、印刷会社がクライアントに新たな価値を提供するための重要な手段である。しかし、作業の属人化・ミスによるコスト増・ソフトの非効率性・制作環境の変化といった課題が、そのビジネス拡大を阻んでいる現状がある。

リコーの「FusionPro シリーズ」は、高いJOB処理生産性と使いやすいAdobeプラグイン環境、柔軟なデータ対応力を兼ね備えたバリアブル印刷ソフトウェアとして、こうした現場の課題を解決し、印刷ビジネスの効率化と拡大を力強く支援する。

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  • 企業情報
  • リコージャパン株式会社
  • 本社:東京都港区芝3-8-2 芝公園ファーストビル
  • HP:https://jp.ricoh.com/

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